診療科紹介 (診療部門)

診療科紹介 (診療部門)

病理診断科

診療内容

イラスト



患者さんから採取された 組織や細胞を検査(組織診・細胞診) したり、手術によって切除された組織の検索を行ったりしています。
また、院内で亡くなられた患者さんのご遺体を、遺族の承諾を得て行う 病理解剖 も行っています。

特色

2000年10月から病理専門医が常勤となりました。患者さんや診療に当たっている医師の大きな願いのひとつは「早く結果が知りたい」ということだと考えています。病院内に病理専門医が常勤している責任のひとつとして、何よりもまず正確で迅速な診断結果の提出を心がけています。

組織診・細胞診とは

 病気の治療の方針を決定するためにはその病変がどのようなものなのかを知らなければなりません。患者さんの体にある病変部の一部を採取することができれば、それを顕微鏡で観察してどのような病気なのかを知ることができます。また、手術によって切除された組織は、手術という治療方針の対象となった部分がどのような病気なのか、どの程度進んでいるのか、手術は適切に行われたか、他に合併している病気がないか、などを調べる必要があります。
 組織診では患者さんの体からある程度まとまった量の組織を採取します。手術で得られた組織の検討も組織診に相当します。細胞診では患者さんの負担がより軽い方法で病変と密接に関連した体の一部などを採取し(喀痰や尿なども含む)、その中にある細胞を観察してどのような病気かを検討します。細胞診は日本臨床細胞学会認定の細胞検査士が顕微鏡を用いて検査を行い、病理専門医とともに診断をつけます。比較的容易に材料が採取できますが、組織診より診断の確実性は劣ります。
 臨床医が下す診断と病理専門医が臨床医とは全く異なった方向から下す病理診断とを付き合わせることで、疾患の診断の精度が飛躍的に高まります。病理専門医の常勤でない病院でも、検査としての組織診・細胞診は可能ですが、患者さんを直接診察している医師と病理専門医とがお互いに面と向かって患者さんについて話ができる環境が最も大切なことなのです。

病理解剖とは

 病院で亡くなった患者さんの死因、合併症、治療効果などを検討するために行われます。臨床医は、自ら治療にあたった患者さんを「師」とすることで医師としての経験を更に深く積むことになります。ご遺族の承諾の下にご遺体から内臓を取り出し、肉眼的にあるいは顕微鏡を用いて(財)日本病理学会によって認定された専門医(病理専門医)が解剖、検討を行います。顕微鏡用の組織は永年にわたり病院に保存され、後続の医師と知識を共有していくための貴重な財産となります。

スタッフ紹介

病理診断科スタッフ