- 産科診療
母児の安全を第一に考え、なるべく自然の分娩を目指してスタッフ一同産婦様に協力していきます。会陰切開や陣痛促進剤の使用においても、その適応を厳格にし、必要性と安全性を常に量りにかけながら行っています。
合併症妊娠、ハイリスク妊娠に対しては、小児科を始めとした関連各科との密な連携の元、厳重に管理しています。場合によっては3次施設病院への母体搬送も適宜行っています。
お産されたお母様方には母乳哺育を積極的に勧め、個々に適切な指導を日々行っています。
また母児同室も少しずつ始めているところです。同室のご希望があり一定の条件を満たせば、今後も徐々に体制を整えていく予定です。
分娩時にはご主人の立会い分娩も行っております。
- 婦人科診療
婦人科一般を診療しております。子宮癌検診、更年期診療、良性婦人科腫瘍(子宮筋腫、良性卵巣腫瘍、子宮内膜症など)の診療を主に行っております。特に近年、良性卵巣腫瘍にたいしての 腹腔鏡下手術 に力を入れております。
また悪性疾患の一部(高度医療施設へ紹介する場合もあります)、不妊症の診療(体外受精が必要な場合は他院へ紹介いたします)に対しても当院でできる限りの力を尽くします。
基本的には患者さんのライフスタイルにあわせた適切な情報及び治療を提供しております。
またセカンド・オピニオンを希望される場合は遠慮なくお申し付けください。必要な資料をご用意するなどできる限りの協力をいたします。
腹腔鏡下手術について 腹腔鏡下手術とは、お腹に数箇所小さな切開を入れ ( お臍の下に 1cm 、左右の下腹部に約 5mm 〜 3cm) 、炭酸ガスでお腹の中を充満させ、内視鏡カメラでお腹の中を観察しながら行う手術をいいます。
これにより従来の開腹手術に比べ、
@お腹の傷が小さくて済む、
A術後の痛みが少ない、
B入院期間が短く(約1週間ほど)、社会復帰が早い、
といったメリットがあります。
ただし、以下に記すように、適応となる病気が限られる、この手術を受けられない場合がある、危険性・合併症が開腹手術より高頻度である、といったデメリットもあります。
この手術の利点、欠点を十分ご理解のうえ、手術方法についてご検討、ご相談ください。
1)適応疾患
卵巣腫瘍(良性のみ)、子宮外妊娠、不妊症、(子宮筋腫は今後検討予定)
2)禁忌(この手術を受けることのできない場合)
重篤な合併症をもっている方、過去に開腹手術を受けている方(の一部)、高齢の方
3)危険性及び合併症
@周囲臓器の損傷(大血管、腸管、尿管、膀胱) 開腹術に移行する可能性あり
A出血(輸血の可能性)、術後再出血
B感染
Cガス塞栓(非常に稀)
Dその他(肩痛、皮下気腫・血腫など) |