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最新情報 
がんの骨転移の痛みに対する治療はじめました。
 メタストロン注(ストロンチウム-89) による治療について
 
特徴
○この薬はがんの骨転移による骨の痛みをやわらげるための注射用の薬で治療に適した放射線が放出されます。
○注射されると骨の成分であるカルシウムと同じように骨に運ばれ、転移部分に長くとどまりその部位に放射線があたることにより痛みが和らぐと考えられています。
○薬が効いた患者さんにおいては通常注射の1〜2週間後から痛みがやわらぎます。
○この薬は骨転移の痛みを和らげることを目的にしており、がんや転移そのものの治療目的ではないことをあらかじめご理解ください。
 
副作用  
○放射線によって赤血球や白血球が減少することがあります。定期的な検査が必要です。
○5〜10%の患者さんは2〜3日後に一時的に痛みが増すこともあります。他の痛みどめの薬で対応します。

 当院ではがんの痛みに対応する緩和ケアの学習も続けておりますが、つらい思いをしている患者さんがおられましたら是非ご相談ください。

         窓口は地域医療連携課までお願いいたします。
         電話:0267−22−1070 地域医療連携課

接遇マナー研修会

自分を変えるのは自分の言葉

接遇マナーの重要性の再認識と知識の習得を目的に、株式会社「つるや」の教育担当、松本茂美さんを迎え2月7日と20日、2日に分け研修会を開催しました。
教育とは、教え育てることであり。育てるとはその人の持っている良い点を引き出すことである。接遇は「型」から入る接遇と「目的」から入る接遇がある。とそれぞれについて説明されました。ユーモアがあり、なかなか説得力のある講演でした。
まずは上司が変わること。肝に銘じて欲しいですね。
                            病院への苦情も一言いただきました

第3回あさま山麓広域医療の将来像を考える 11月10日
 

地域医療の崩壊が現実味を帯びる中、行政、事業体を超えた連携を作りだし、地域の医療を守る体制づくりが急務となりました。より具体的な方向性を見出すために11月10日(土)小諸市民会館において上記シンポジウムが開催されました。医師不足がすすむなかで、「地域の診療所と、より充実した連携が必要となる」「患者さん自身の意識変化も重要」などがあげられました。小林茂昭前院長からは医療法で定められている医療圏にとらわれない発想の経過報告があり、軽井沢病院の福田院長は「6月には内科医が5人から3人に減少し平日午後6時〜10時までの夜間における初期救急を近隣の開業医との輪番制で何とか維持している」当院、小泉院長も「この状況が続くと入院医療がおろそかになる可能性がある」と危機感を訴えました。
 こうした現状を踏まえ「地域の医療崩壊を防ぐためにも軽症患者や外来患者はかかりつけ医、入院患者は病院などといった明確な病診連携の構築と地域住民へ啓発や意識改革が必要なのでは」などの意見があがりました。星山院長は「患者と医師だけでなく、地域医療を支える者同士の情報共有や顔の見える連携、コミュニケーションが不可欠」とのべました

   


今、なぜ医師が不足しているのでしょう
2004年まで、医学部を卒業した研修医は各大学医学部に所属し、付属病院で研修を受けた後に、一般医療機関に派遣される形でした。医局・教授などの人事権によって研修医は、僻地の病院へも就いたのです。この制度は封建的ともいわれたのですが、各地域の医療システムを破綻させない役割も担っていました。
 ところが、医師研修制度が改革され研修医は自分の意思で一般の医療機関でも研修が受けられることになりました。すると、研修医の多くが中央の有名病院に集中したのです。こうした病院は、収入も多く医療環境も良質だからです。その結果、条件の悪い大学の付属病院で研修を受ける医師が減ってしまい、大学は派遣先病院から医師を呼び戻すという現象が起きました。その結果、地域の中核病院での医師不足が顕在化したわけです。また患者さんが求める医療の質が高くなり全国的に紛争が増加しています。特に小児科、産婦人科の中堅の医師に負荷がかかり、その苦痛に耐えかねて開業にはしる状況が起きています。結果的に医師不足は加速し地方の中核病院は経営悪化の悪循環に陥っているわけです。また、女性医師の増加で出産、育児の支援不足から離職する医師が多いことも原因といわれています。医師数は2004年の全国統計で10万人あたり全国で150〜281人、平均212人でした。ちなみに長野県平均が191人、上小地区は145人です。

医師の絶対数不足
 2002年の経済協力開発機構(OECD)加盟国30カ国の人口10万人当たりの医師数を見ると、平均で290人でしたが、日本は206人しかいません。平均値に達するためには、あと10万人以上の医師が必要という計算になります。しかも1週間あたりの医師の労働時間はイギリス、フランス、ドイツがいずれも45時間前後なのに対して、日本は60時間を超えています。医師の絶対数不足のつけは、医師の過重労働で支払っているのが現状です。

 医療の機能分化とは

軽微な症状から重症の患者さんまで全部一つの病院へ集中すると何時間も待って数分の診療から脱却できず、救急や手術の対応も含め中核病院の医師の負担は増大するばかりです。患者さんはまず開業医さんへかかりそこから、重症度に応じて高度医療のできる病院へ移る。また、症状の安定した患者さんは急性期の病院から慢性期専門の病院、あるいは施設、在宅に移ることでそれぞれの病院や施設の負担を分散し軽減しようというものです。

 地域のみなさんや患者さんは何をしたらいいのでしょう

 患者さんやお年寄りがその度にあっちの医院、こっちの医院にかからなければならない状況が決して望ましいとは思えません。しかし、すぐに医師は増えません。開業医、病院、行政、地域住民が一体となって知恵を出し合い、連携し、今を乗り越えるしかありません。

 ですからどんな症状のときはどこの開業医さんへかかればいいのか日頃から勉強しておく必要があります。また、自分の病気をおまかせでなく、医師と一緒になって治していこうという姿勢が大切です。それには、その開業医さんが大きな病院との連携が十分に取れていることも大事です。
 今回のシンポジウムは「地域医療を守らなければならない」という強い思いを持つ、病院や行政の責任者がNPO法人SCOPの主催で参集いたしました。ぜひ地域の皆さんのお力添えを お願いいたします

  
防災訓練しました。9月6日
 
   9月1日は「防災の日」、9月9日は「救急の日」と、9月は病院にとって日頃の業務の再点検の月でもあります。そんな中、6日に当院の防災訓練をしました。防災訓練は取りも直さず、けが人、病人の救急救命処置をする救急の訓練でもあります。
 地震、災害があると、病院は入院患者さん、あるいは、新たなけが人などであふれ返ることが予想されます。そんなとき必要なのがトリアージ(患者さんの治療の優先順位をつける)です。これを怠ると助かる人が助からないことになります。
 今回の訓練は忙しい中、医師も参加し充実した訓練になりました。
  














    トリアージ・タッグをつけている医師        大勢の患者さんの状態を確認している

判定分類

判定結果は4色のカード(トリアージ・タッグ)で表示して一般的に傷病者の右手首に取り付けます。

 黒 (Black Tag) カテゴリー0
死亡、もしくは救命に現況以上の救命資機材・人員を必要とし救命不可能なもの。
 赤 (Red Tag) カテゴリーI
生命に関わる重篤な状態で一刻も早い処置が必要で救命の可能性があるもの。
 黄 (Yellow Tag) カテゴリーII
今すぐに生命に関わる重篤な状態ではないが、早期に処置が必要なもの。
 緑 (Green Tag) カテゴリーIII
救急での搬送の必要がない軽症なもの。

搬送や救命処置の優先順位はI→II→III→0となります。


小諸浅間医学・医療セミナー 

第24回小諸浅間医学・医療セミナーは8月30日に開催されました。今回は長野市にある緩和ケアを専門としている愛和病院の院長、山田祐司先生に「緩和ケアにおけるスピリチュアルケア」と題しお話をききました。

緩和ケアとは

 日本の”がん医療”はまだまだ痛みや苦痛を患者さんに強いているといわれています。抗がん剤や放射線治療の副作用のあまりの辛さから治療をあきらめてしまうケースもあるようです。「緩和ケア」とはそんな患者さんいに、いろいろな薬を使い痛みを和らげ、さらに痛みだけでなく精神的なケア、生活の質を保つケアに対応することをいいます。
WHOでは「緩和ケアとは生命を脅かす疾患による問題に直面している患者とその家族に対して、疾患の早期より痛み、身体的問題、心理社会的問題、スピリチュアルな(霊的な・魂の)問題に関してきちんとした評価をおこない、それが障害とならないように予防をしたり対処したりすることで、クオリティー・オブ・ライフ(生活の質・生命の質)を改善するためのアプローチである」と定義付けしています。

    
 
   
 
   
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